外遊びと脳の発達
子供は外あそびが大好きです。
四季の移ろいで変化していく葉っぱの色、草花の香り、そよ風の音、ゴツゴツした地面の感触。こうした自然由来の刺激は、ちょうどいい刺激を五感に与えてくれます。
こうした環境の整った公園やキャンプ場などで友達やスタッフとあそぶ鬼ごっこや助け鬼では、鬼に追いかけられて必死に逃げたり、土の上ですべって転びそうになり、とっさに対応したりする事で興奮と抑制を経験します。興奮の経験は様々な活動へのやる気を引き出し、抑制の経験は自分の感情を抑え、気持ちをコントロールする能力の向上につながります。
また、思いっきり走り回って汗をかくことで情緒が安定し、あそびを通して友だちとの関わりを学びます。成功および失敗の体験は社会適応能力を高め、自主性や肯定的な将来展望をもつ子供の育成に効果があります。加えて、かけっこや登山などの有酸素運動は読解能力、数学的能力、集中力、計画力、問題解決能力などに効果があることが多数の研究で報告されています。
このように外あそびの効果は計り知れません。
自然学校発寒では明るく優しいスタッフ達と、平日の天気の良い日は楽しく外あそびを、曇りや雨の日は屋内で制作や読書、ペン字、英会話、認知機能トレーニング、護身術体験、ダンスなどを行います。また、あそぶ前に宿題や勉強に取り組む時間も毎日設けて支援します。
週末は近郊の山・川・海・キャンプ場・自然あふれる公園に出かけてリスやキツツキなどの野生動物を探したり、たき火をしたり、みんなでゲームをして遊んだり、野外料理を作って食べたり・・・。多彩なプログラムを通して子供の生きる力を育みます。
お預かりするお子さまの一人一人の個性や状況をふまえて、保護者様と定期的に相談しながら個別に短期・長期の目標を立て、半年ごとに見直しながら計画的に療育致します。
「やりたくない」から「やってみる」、「やってみる」から「できた!」、「できた!」から「自信」につなげて、自分の明るい未来を思い描く事が出来る子供になるよう、一緒に育てていきましょう。